運転代行サービスとは?仕組みや料金、営業時間を徹底解説!
私の生まれた街ではタクシーが少なく、自分の車で飲みに出かけることが多く、運転代行サービスをよく利用していました。
でも都会ではあまり耳にしないワードですよね。
- 運転代行サービスの仕組みはどうなっているの?
- 料金はやっぱり高いんじゃないの?
- 営業時間はどれくらい?
という疑問の答え、さらには、運転代行サービスの発祥についても紹介していきたいと思います。
運転代行サービスのシステム
タクシーの利用の方が圧倒的に多く、そもそも運転代行サービスを知らない人がたくさんいるんじゃないかと思います。
簡単に説明すると、依頼者がどうしてもお酒を飲まなければならなくなり、車で来たのに帰れなくなってしまう・・・こんな状況のときに利用できる便利なサービスです。
運転代行サービスを呼ぶと、2人1組できて、1人が依頼者の車に乗り依頼者を乗せて運転し、目的地まで送り届けます。
もう一人は、会社の車(随伴車)で依頼者の車の後をついていき、目的地についたら、もう1人と随伴車に乗り会社に帰ります。
この時に、随伴車の方に依頼者を乗せてしまうと、タクシー類似行為として法律により、禁止されています。
さらに、依頼者の車を運転する者は、タクシードライバーと同じく、「第二種運転免許証」が必要になります。
料金・営業時間について
運転代行の料金については、タクシーの初乗りが410円に比べるととても高く感じてしまいますが、ほとんどの地域が、5Kmまで、2000〜2500円というところがほとんどです。
ですが、東京や大阪、人口の多い町だと、5Kmまで、2500〜4500円と少し手が出しにくいですよね。
追加の料金は1Km追加で、200〜400円で、どこも同じです。
確かにタクシーに比べて高いかもしれませんが、タクシーと違い自分の車ですから、普段乗りなれた車を運転せずに帰れると思えば安いかもしれません。
営業時間につきましては、北海道札幌では、18時から翌2時で、東京では15時から翌3時までだそうです。
東京は都会なので特別長い時間営業していますが、大体のところは札幌と同じくらいの時間帯です。
気を付けなければいけないのは、平日か日曜祝日によって多少の営業時間の差があることと、営業時間は2時までだけど、受付は30前までにと言うところがあるので、必ず確認しましょう。
運転代行サービスはいつからあるの?
法律の話で行くと、2002年に「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」が設けられ、その後2004年に運転代行する者は「第二種運転免許証」の取得が義務付けられました。
発祥は富山県で、1950年代に黒部ダムの建設が行われ、そこの建設に関わっていた人々が、月1〜2回の休みを利用して、山から町へ出て、お酒を飲むのを楽しみにしていたそうです。
お酒を飲んで車で帰ると飲酒運転になってしまうので、飲み屋の店員がダム建設の寮まで送り届けていたのが運転代行発祥の有力な説とされています。
まとめ
運転代行サービスの利用は必ずしも、飲酒により運転できなくなったからではなく、疲れて運転ができない、などと言う場面でも利用できます。
料金はタクシーよりも多少高くなってしまいます。
しかし飲酒運転や、疲れているのに運転をして、居眠り運転になってしまう、などの状況を避けるためにも、代行サービスがあるというのを、頭の片隅に置いといていただけたらなと思います。
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