代行とタクシーの料金の違いは?メリット・デメリットを教えて?

代行とタクシーの料金の違いは?メリット・デメリットを教えて?

代行とタクシーの料金の違いは?メリット・デメリットを教えて?

あなたは車で出掛けていた時、急な飲み会が入ったことでお酒を飲んでしまった場合、車をどうしようかと考えたことはありませんか。

 

中には運転代行を頼んで自宅に帰る、又は飲酒をしたお店の近くにあるコインパーキングなどに車をあずけ、タクシーで帰宅する方もいらっしゃるでしょう。

 

 

今回は、運転代行を利用した場合とタクシーを利用した場合、それぞれを比較しながら、あなたがどちらを選んだ方が良いか参考にしていただける記事を書いてみました。

代行とタクシーの料金の違いは?

運転代行を利用した場合の料金と、タクシーを利用した場合の料金の大きな違いは、初乗り運賃と加算料金の設定にあります。

 

 

初乗り料金の違い

運転代行

まず運転代行の初乗り料金相場は、平均は2000円ほどとなります。

 

しかし都市部では高い場合が多く、東京都の相場は3000円にもなります。

 

 

タクシー

次にタクシーの初乗り料金相場ですが、ほとんどの地域では600円前後で、名古屋市などでは450円、東京都23区では410円と、他の地域と比べ安価に設定されているところもあります。

 

 

加算料金の違い

次に加算料金に関してお話しましょう。

 

 

運転代行

運転代行の加算料金には、距離に応じた加算、深夜加算、土日や祝日などに利用した場合の休日加算があります。

 

距離に応じた加算は、1kmごとに200円〜300円がかかる代行業者がほとんどです。

 

 

タクシー

タクシーを利用した場合も、やはり運転代行と同じように、距離に応じた加算と深夜料金がかかり、またタクシー会社によっては迎車料金や予約料金もかかる場合があります。

 

そしてタクシー利用時の距離に応じた加算は、地域や各タクシー会社によって異なりますが、目安として、250mごとに50円〜80円ほどが加算されていきます。

 

 

また運転代行を予約した時かかってしまう、意外と多くの方が知らない料金もあります。

 

それはタクシーを予約していた場合であれば、発生しにくいキャンセル料がかかってしまうことです。

 

 

運転代行も時には便利でタクシーよりも手頃に利用出来る場合がありますが、上記で示した内容も参考にしていただくと、ほとんどの場合、タクシーを利用した方が安価となるでしょう。

運転代行のメリット・デメリットを教えて?

では代行を利用した場合のメリットとデメリットについて。

 

 

メリット

運転代行の最大のメリットは仕事帰りなどで車で居酒屋などに行ってお酒を飲んだ際に車を自宅に持ち帰れることです。

 

通常居酒屋などに行く際はドライバーはお酒を飲めません。

 

飲んでしまうと飲酒運転になってしまうからです。

 

 

それが運転代行サービスを利用することでドライバーであっても好きなだけお酒を飲むことができます。

 

 

サラリーマンや田舎住みでよく車を利用する人にとって非常にありがたいサービスですね。

 

 

デメリット

運転代行のデメリットは、タクシーと比べて料金が高いことです。

 

タクシーなら人を運ぶだけですが代行の場合車ごと人を運ぶので高くなるのは当たり前ですね。

 

 

また多くの代行会社が早くとも夕方の18時〜、そして早朝5時くらいまでを営業時間と定めているので、利用出来る時間帯が限られます。

 

まぁこれはちょうど人がお酒を飲む時間帯に合わせてある感じですね。

タクシーのメリット・デメリットは?

ではタクシー利用のメリットとデメリットはどうなのでしょう。

 

 

メリット

代行と比べた時のタクシーのメリットはやはり安いことです。

 

また同乗する人数によって、1人あたりの負担額が少なくなるので、より安価に利用出来ます。

 

 

そして支払い方法も代行と比べてチケットの使用や、乗車したタクシーによっては、スマホをかざしただけで登録してあるクレジットカードでの決済も可能となるなど豊富なことです。

 

 

デメリット

タクシーのデメリットとしては、距離だけでなく時間との併用で料金が決まるので、目的地までが遠かったり、激しい渋滞に巻き込まれた場合には、相場以上の料金がかかってしまうこともあるでしょう。

 

また居酒屋などに行ってお酒を飲む場合、居酒屋まで車で行くことはできません。

 

行きの交通手段をタクシーにした場合、代行を使うよりも割高になるかもしれません。

タクシー代行って知っていますか?

代行と言えば運転代行をイメージしてしまう方も多いでしょう。

 

ですが各タクシー会社でも、運転代行と同じようなサービスを行っている場合があります。

 

 

名称は、ほとんどの会社がタクシー代行と名付けています。

 

営業時間は、各タクシー会社が行っている通常のサービスと同じで、24時間がほとんどです。

 

 

運転代行は限られた時間での営業が多いですが、日中でも使えるタクシー代行といったサービスがあることも知っておけば、免許が無いのに家族の代わりに車を取りに行かないといけないなどといった事態にも対応出来ますよね。

 

 

ただし便利なサービスとはいえ、代行手数料と距離に応じた料金加算、そして通常のタクシー料金も発生するため、予約時は配車センターにおおよその金額を尋ねてみることをお薦めします。

まとめ

 

代行とタクシーでは、ほとんどのケースで、タクシーを利用した方が安価で済みます。

 

 

ですがよりあなたにとって一番のサービスに出会うためには、いくつかのタクシー会社やネットの情報で比較してみることが大切です。

 

またタクシーを利用した時などに、ドライバーさんとも積極的にコミュニケーションを取って、「最近始まった新しいサービスってありますか?」などといった質問をして、会話を楽しんでみることもお薦めします。

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